マハゼ釣り




☆ハゼって。 

 ハゼを食べた事ありますか?釣りをやらないとほとんど
食べた事ない人が多いですね。メゴチも同じですけど。
はっきり言って美味しいです。
 さてこのハゼ、一言でハゼというと何百種類かのハゼ
一族全部を差してしまいます。一般的に食されている
のはマハゼと言われる種類です。東京湾の夏の風物詩にも
なっていますね。
 今回はこのマハゼ釣りについて話を進めます。

☆ヒネ、デキ...

 マハゼを呼ぶときに、ヒネハゼ、デキハゼなんて言葉が
あります。デキハゼは当歳魚で、その年の春に生まれた
ものです。ヒネハゼは去年生まれたもので生き残ったもの
を言います。基本的にマハゼは1年魚なので春に生まれて
冬に産卵すると死んでしまいます。そのなかで生き残った
ものがヒネとして翌年釣れたりするわけです。

☆束釣りって?

 よく1束(いっそく)釣ったよ、なんて言葉をマハゼ釣り
では聞きます。「束釣り」(そくつり)というのは、100匹
以上釣る事を言います。ちなみに、「ツ抜け」は10匹以上です。
一つ、二つ、三つ...九つ、十ってね。十から「つ」がつかなく
なるでしょ?

☆どこで釣る

 マハゼは砂泥地を好みます。完全な砂地には少ないような気が
します。それに汽水域にもいて、かなり海から離れた場所にも
生息しています。基本的には、港の中や河口付近などの護岸された
場所です。あと砂泥の浜の様なところから立ち込んでやる場合も
あります。

☆水深

 マハゼは季節によって住む水深が違います。シーズン初期(6、7月)
はごくごく浅い場所にいます。そして月日が経つにつれだんだん深場に
落ちていき、冬12月くらいになると、水深20m以上のところに
落ちてしまいます。ですので、釣りに行ったらまずはどの水深にいるか
を探るようにしましょう。

☆狙いかた

 マハゼを釣る場合は、浮子釣りと脈釣りの2種類に大別されます。
浮子の変化を読み取って釣りたければ、浮子釣り、マハゼの微妙な
アタリを感じ取って釣りをしたければ、脈釣りを薦めます。
 初心者の場合は、数を釣るなら浮子釣り、アタリの取り方と合せ方を
練習したければ、脈釣りをやったほうが良いです。

私は基本的にマハゼは、脈釣りしかやらないので、今回は脈釣り
(ちょい投げにも属するかな?)の説明だけします。

☆道具だて

 マハゼを狙う場合は、相手が小物なだけに、道具も思いっきり
ライトにしてあげましょう。
竿は5.6ftから6ftのウルトラライトロッドが適してします。また、
リールは小型のものでO.K.です。
道糸はルアー用のフロロカーボンの4lbが私のお薦めです。
針は袖バリの3号。一回返しのない針を使いましたが、結構暴れて
外れる事が多かったです。

☆仕掛け...

 道糸に電車結びで、ハリスを結んで、そこに適当なガン玉(Bから3B)
をつけてもよいのですが、この仕掛けだと針と道糸の間にオモリが介在
するために、アタリが取り難くなります。(糸電話の糸を押さえると
聞こえなくなるのと同じですね)ですので、ナス型オモリを下に付けた
胴突き仕掛けをお薦めします。これだとアタリは道糸にダイレクトに
伝わるので釣りやすくなるし、楽しいです。

☆エサ

 エサはアオイソ、ゴカイ、ジャリメ、ミミズなどがありますが、
付けやすさ、値段、量を考えると、アオイソメが一番のお薦めです。
アオイソメを一本パックから取り出し、濡れた雑きんの中に1cm
くらいの大きさにどんどん切っていきます。これで準備O.K.

☆ちょっと投げて、ズルズルズル...

 さていよいよ釣りかたです。ハリに先ほどの1cmのアオイソを
通し差しにして、ちょっと先に投げ込みます。あまり水深のない場所
なら直ぐにリールのベイルを返して、糸を張った状態でオモリを底まで
落とします。マハゼ釣りの場合、この糸を張るという行為がとても大事
で、エサの着底と同時にアタリが来る事があります。もし糸がたるんで
いると、エサがなくなっているのも関わらず、釣り続ける事になって
いまいます。ですからいつも糸はピンと張った状態にする事を心がけま
しょう。
さて、オモリが底に着いたら、竿を前から後ろ方向へ手首(あるいはひじ
から先)で動かして、オモリがそこをズルズル動く様にしてやります。
動かす早さは出来るだけゆっくりの方が良いです。動かすのを止めて
しばらくアタリを待つのですが、それでアタリがなければ竿を前に
戻しながら、戻した分の道糸をリールで巻き取ります。この動作を
オモリが足元まで来るまで繰り返し行います。

☆もぞもぞ.....ビクビクッ!

 オモリを動かしている最中や仕掛けを止めてアタリを待つ最中に、
ビクビクッとくればそれがアタリです。すかさず手首を返して
合せましょう。うまくハリに掛かればブルブルした感触が伝わって
くるでしょう。もしヒネハゼなんかだと結構引きますよ。
 よくマハゼを釣るのに、前アタリを取るという事が言われます。
これはアタリのビクビクやブルブルとした明確なアタリの前に
もぞもぞした感触が伝わって来る事があります。これが前アタリです。
しかし馴れるまで、この前アタリが分かる様になるのは難しいです。
でも前アタリがわかると、本アタリのビクビクのビでアワセられる
ので、釣果が延びます。

☆美味しくないハゼ

 よく港内で釣っていると釣れるハゼにダボハゼなんて呼ばれているのが
います。マハゼより色が黒く、金色の斑点なんかがあったりします。
このハゼ非常に不味いです。

 



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